■四柱推命の参考資料
◆◇あなたは、どんな星の元に生まれたのでしょうか・・・タイプ?
<命式>(例) 女命 昭和41年5月12日 4時3分 (木)曜日生れ
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天干 地支 |
蔵干 |
補運 |
特殊星 |
干合 |
支合 |
三合 |
冲 |
空亡 |
年柱
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丙 午
正官 |
丙
正官 |
休 |
天乙2 |
辛 |
未 |
戌寅 |
子 |
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月柱 |
癸 巳
食神 |
戊
印綬 |
止 |
福星 |
戊 |
申 |
酉丑 |
亥 |
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日柱 |
辛 未
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丁
偏官 |
衰 |
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丙己 |
午 |
亥卯 |
丑 |
戌亥 |
時柱 |
庚 寅
劫財 |
戊
印綬 |
胎 |
天乙2、大極2 |
乙 |
亥 |
午戌 |
申 |
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※上記、生年月日時生れの方は、中心星が「印綬星」で慈悲に厚く学究の星(探求心が強く哲学者タイプ)
<命式から分かること>
「年柱」「月柱」「日柱」「時柱」から受ける運勢の意味
「年柱」:祖先、生家、父母の陰徳の有無、目上の引立てを見る。対人関係、家族、親、上司、目上の人などを表しています。その人がどのような環境に生まれたのか、そのためどのような思考や行動をするのかを知るためのカギとなります。また、初年期の運勢エネルギーを表わしている柱でもあります。
「月柱」:父母の陰徳の有無、兄弟のこと、自分の人生の傾向を観る。仕事、社会、家庭などを表しています。その人が社会において活躍するには、どのようにすれば良いかを知るためのカギとなります。四柱の中で最も重要な柱と言えるでしょう。また、中年期、働き盛りの運勢エネルギーを表わしている柱でもあります。
「日柱」:自己、夫婦のことを観る。自分自身の根源的な部分、あるいは恋人、配偶者などを表しています。その人がどのような性格で、どのようなものを好むのか、あなたはどのような人と一緒にいると幸せなのかを知るためのカギになります。また、晩年器の運勢エネルギーを表わしている柱でもあります。
「時柱」:人生の希望の成功や不成功、主に子供、部下のことを観る。本人の健康、金銭運を暗示します。
[天干通変星 ]:表面に現れる性格や行動パターンを表わす星です。そのため第一印象など相手に伝わる自分の印象と考えることもできます。職業や対人関係など分析する時に必要となる星です。蔵干通変星と矛盾ができる場合がありますが、これは二つの違った性質の星をそれぞれ持っていると考えてください。
[蔵干通変星]:内面に秘められた性格や価値観、行動指針などを表す星です。気の置ける仲間や家族などと接する時の本来の姿をあらわしています。特に月柱の蔵干通変星は中心星と呼ばれ、その人の本質を表す重要な星です。通変星が同じ星を二つ以上の場合は、星の意味が強まります。また、蔵干通変星は四柱推命の流派によって若干違う星が出てきます。
[通変星]の意味と特徴(タイプ)
比肩・・・(生一本で独立の星)、サッパリした性格、意地っ張り、マイペース、しっかり者 (頑固なタイプ)
劫財・・・(意地と頑張りの星)、行動が大胆な敏腕家、浪費家、独立自尊心が強い (政治家タイプ)
食神・・・(おおらかで勝気な星)多趣味、食禄財産、歓談好きの遊楽好き、のんびり型 (楽天的なタイプ)
傷官・・・(クールで意思が強い)、反抗心、多弁、才能の切れるやり手、型破りで自由奔放 (学者タイプ)
偏財・・・(多趣味で商売の星)、金銭、商売、多情、行動的な社交家、世話好きで働き者 (社交家タイプ)
正財・・・(真面目で正直な星)、資産、金銭、勤勉、真面目な努力家、合理主義の堅物 (蓄財家タイプ)
偏官・・・(知性と反逆の星)、権威、セッカチ、反抗心が旺盛、面倒見が良い、情にもろい (親分肌タイプ)
正官・・・(信用を重んじる気品の星)、地位、名誉、真面目、保守的で考えが堅い、官僚型 (公務員タイプ)
偏印・・・(知的な頑固な星)、芸術的な才能、ユニークでさっぱりした性格、自由を求める (芸術家タイプ)
印綬・・・(知識的な慈悲深い星)、芸術、研究、冷静沈着で理屈っぽい、誇り高く自信家 (哲学者タイプ)
[十二運星]:同じ星にある通変星の性質を弱めたり強めたりする、運勢エネルギーを表す星です。また、十二運星そのものにも意味があり、性格や行動パタンを暗示しています。「死」や「病」などは、あまり良いイメージの言葉ではありませんが、言葉の意味がそのまま星の意味を表わすわけではありません。天干通変星と蔵干通変星が矛盾した内容になる場合もあります。この場合も違った性質の星をそれぞれ持っていると考えてください。
[十二運星]の運気と特徴(補運)
胎・・・・・・(希望に満ちた運気)、温和、変転、愚痴半面にに光明、希望、空想かで優しい性格
養・・・・・・(自尊心旺盛な運気)、養子、分家、発展、和合、色情、温和な性格で養子タイプ
長生・・・・(前進的発展の運気)、発展、幸福、気品、温和でのんびり型、、明るく清潔な感じ
沐浴・・・・(迷いが多い星)、迷い移動、苦労、色情、開放的な性格、すぐ言葉に表す行動派
冠帯・・・・(パワー旺盛な運気)、名誉、発展、成功、繁栄、勝気で自己本位ですが活動的な人
建禄・・・・(独立旺盛な運気)、温和、発展、財運、独立、活発で積極的、人柄が円満
帝王・・・・(頂点に達する運気)、独立、権威、頭領、旺盛、自尊心が強く人の下に従うことが嫌い
衰・・・・・・(静かな運気)、温和、弱気、妥協、保守的で人の上に立つことは好まない協調型
休「病」・・(平穏で消極的な運気)、神経質、内向的、正義感、潔癖で多趣味の楽天家
止「死」・・(不決断力な運気)短気、取り越し苦労、優柔不断、セッカチだが面倒見の良い努力家
暮・・・・・・(平穏な運気)、離別、孤独、経済観念が発展で貯蓄型、研究熱心で堅実
絶・・・・・・(極旺極衰の運気)、断絶、短気、浮き沈み、軽信、薄縁、行動的、激情的、
[特殊星]の意味
天乙貴人・・・一切の凶暗示を退ける作用があります。目上の引立てや後援を得て発展成功する吉星でこの星があれば大器となり名利を得る幸運があります。です。
大極貴人・・・才能が有り大望を達成することができます。たとえ困難にあっても後援者が現れて救いの手をさしのべてくれ、必ず財禄に恵まれる星とされます。
文昌貴人・・・才徳兼備です。たとえ凶星があっても、すべて吉星に転換させる力があり、芸術、技芸の方面で才能を発揮する星です。
天厨貴人・・・衣食住に恵まれて福禄を得、生活に困らないとされています。社会的にも信望を得て長寿を全うすることができる星です。
福星貴人・・・周囲の人や目上の引き立てを得て、金運も上々の幸運に恵まれるとされラッキーな星です。
天官貴人・・・官史の路で昇進する星と云われ、この星のある人は社会に入って、部長や課長になって出世します。
節度貴人・・・人格が円満で人に好かれるハッピーな星です。やや消極的で人の上に立って名を残すには力不足の感じがあります。
暗禄・・・・・・・困難に合った時でも予期せぬ救いがあり凶を吉に転じるラッキーな星です。天の助けや人の引き立てを受ける大きい星、奇跡的に助かる経験を何度かします。
金興禄・・・・・温厚な人柄で福分に恵まれる星です。名声を得られるか財禄を得ます。この星のある女性は容姿の美しい柔和な明るくてスタイルの良い人が多い。
十干禄・・・・・上位の引き立てを得られる徳望がり、信望の厚い星とされています。
羊刃・・・・・・・時には過激になりやすい一面があり、普段の見かけに似合わず激怒したりします強烈だけに吉、凶ともに強く作用する星です。
飛刃・・・・・・・何事も熱しやすく冷めやすい性格で生涯不安定の暗示があり、勝負事に熱くなる人もいます。中には親族にまで迷惑を及ぼす人もいます。
紅艶殺・・・・・愛嬌があって親しみやすく異性にモテます。人気を暗示する星ですから人気商売に向きます。多情で恋愛問題が起こりやすい人もいます。
流霞殺・・・・酒色に溺れて前後を忘れるとされ、生地を離れることが多い。女性は婦人科の病気に注意。
垣城・・・・・・配偶者のことで悩みや不満が起りやすい。
魁剛・・・・・・才知に優れて決断力に富み性格は極めて厳格です。強い作用する星で異常な発展を遂げることもあり吉と凶がともに両極端にでます。強すぎて波乱の人生になりやすい。
[日干]:日柱の天干で命式の基点軸になり、他の干支に影響を与えたり影響を受けます。
[中心星]:月柱の蔵干の通変星が中心星になります。
[陰陽説]:自然も社会も全て陰と陽の関係にあり分類する事とができ成り立っているとし、占いや易学ではこれを宇宙の法則と考えます。
陰=月 、陸地、女性、受身的、地、体、ソフト弱さ、水、冬、寒さ、偶数、黒、陰気な人など・・・。
陽=太陽、大空、男性、行動的、天、心、たくましさ、火、夏、暑さ、奇数、白、陽気な人など・・・。
[五行と十干、十二支の関係]:五行は、隣り合わせが「相生」の関係で一つ飛びは「相剋」の関係になります。
五行 |
木→ |
火→ |
土→ |
金→ |
水→ |
十干 |
甲乙 |
丙丁 |
戊己 |
庚辛 |
壬癸 |
十二支 |
寅卯 |
巳午 |
丑辰
未戌 |
申酉 |
子亥 |
[相性分析の特徴 ]
日干と日干の関係。日支と日支の関係。
・干合は、人と人と連携、いわゆる手をつなぐ意味合いがあり良い。
・支合は、連携の力が増し力のバランスが強くなるので良い。
・三合は、十二支のうちの特定の三支が結び付くと結束が強まるので良い。
・方合は、季節を表わす三支が揃うとその季節の五行が強まる。
・七冲は、陰支と陰支同士が互いに剋し合い、衝突、変化、破たん、不和になるので悪い。
・六害は、肉親の不和、分離を示し恩を仇(あだ)返す害があるので悪い。
・支破は、男女の相性が悪い。
・三刑は、対人関係で破たんをきたしやすいので悪い。
・自刑は、自分の不注意から災いを招きやすので悪い。
干合
五行 |
十干 |
土
金
水
木
火 |
甲ー己
乙ー庚
丙ー辛
丁ー壬
戊ー癸 |
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支合
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三合
五行 |
十二支 |
木
火
金
水 |
卯ー未ー亥
寅ー午ー戌
丑ー巳ー酉
子ー辰ー申 |
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方合
五行 |
十二支 |
水
木
火
金 |
子ー丑ー亥
寅ー卯ー辰
巳ー午ー未
申ー酉ー戌 |
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七冲
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六害と支破
酉ー戌 酉ー子
申ー亥 辰ー丑
子ー未 亥ー寅
丑ー午 午ー卯
寅ー巳 申ー巳
卯ー辰 未ー戌 |
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三刑
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自刑
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・月支元命の通変星から二人の性格が合っているかそうか、月支元命の変通星でその人の性格の60%〜70%が決まると言われます。変通星には十種類ありますが、相性が良くないとされるのはだいたい四つ飛びの星です。
1.比肩 2.劫財 3.食神 4.傷官 5.偏財 6.正財 7.偏官 8.正官 9.偏印 10.印綬
1と5、2と6、3と7、・・・6と10、というように四つ飛びは良くありません。また、9と3も同様で良くありません。
例えば、2.劫財と6.正財の組み合わせは、財を奪う意とされ良くありません。、4.傷官と8.正官の組み合わせは官を傷つける、人を誹謗するなどの意があります。9.偏印と3.食神の組み合わせは食い倒す意とされ、これも良くない例です。また、四つ飛びと言えども良いものもあります。
[空亡]:生まれた日で決まります。子丑、寅卯、辰巳、午未、申酉、戌亥の六種類の組み合わせがあり、十干と十二支の組み合わせが不調和の時をいい、宇宙のエネルギー(天)の助けが弱く注意の時期とされ、別名「天中殺」とも言います。この空亡が相手の空亡とどう言う関係にあるかで得点が決まります。
年柱に空亡があると親との縁が弱く故郷を離れて行き易い。
月柱に空亡があると家庭運が弱く離婚になり易いので注意が必要です。
日柱に空亡があると子供運が弱く、子供は故郷を離れ親から離れて行き易い。
相性は、以上4つのトータルで診断します。
以上の診断方法は、四柱推命の相性に関する基本的な項目を網羅していますからオーソドックスな方法です。
昔から相性が良いとか良くないとか言いますが、この根本は古代中国の五行思想からきています。五行は、すなわち、この世の万物を「木」「火」「土」「金」「水」からできているとした考え方です。これらは助け合うものもあれば反目しあうものもあります。例えば、木は水によって育ちます。火は燃えつきると土を生じ、土は金をうみます。これらは、助け合う例ですが、逆に反目しあうものもあり例では、火と水、木と土です。火は土によって消されます。木は土から養分を取り、逆に土は木に養分を取られて弱まります。隣り合わせが良いわけで、1つ飛びは反目しあいます。
四柱推命占いは、この五行と生年月日時の暦(十干、十二支)を基とし多岐にわたって広がりをみせていきます。
十干の五行と十二支の五行は相性の良いものもあれば悪いものもあるわけです。
「空亡」=誰でも十二支のうち、二つの十二支が空亡しています。空亡と言うのは、漢字からわかるように、空白の期間でいわば運気が弱まったり、宿命星の働きが鈍くなっている期間です。例えば、あなたの生まれた年の十二支は、あなたの空亡と一致していませんか。生まれ年の十二支が空亡していると、年柱空亡といって「相続運と引き立て運」が弱まっているとみなします。この面で棚ボタ式幸運はあてにできないことがわかります。ところで、年ばかりでなく、各月にも子、丑などの干支の名前がついています。あなたの生れた月が、あなたの空亡の十二支と一致していたら、月柱空亡です。月柱空亡だと「家庭運と仕事運」が弱まっているとみなします。こういう人は、家庭に入って専業主婦になると、いろいろなことがきになってトラブルの原因になりやすい。むしろ物理的には大変でも外で仕事を持つなどして、お友達的カップルでいるように心がければ、空亡の凶の働きは弱まります。また、自分の空亡の十二支と、相手の月柱または日柱の十二支が一致していると、自分とかかわり合うことでその相手の運気が弱まる訳ですから、結婚相手としておすすめできません。
四柱推命では、いくつか空亡が解けてしまう条件もあり、モロに空亡しているケースはまれですが、気を付けたほうが良いでしょう。年柱も月柱も空亡していなかった人でも、自分の空亡にあたる十二支の年や月は要注意です。結婚や転職、転居など新しいことや大きな転機になるようなことは、控える方が賢明です。
「年支が空亡」…相続運と引き立て運が弱まり棚からぼた餅はあてにならない。親に縁が薄く、中年までに片親と生死別があるか、故郷を離れて生活しやすい。
「月支が空亡」…家庭運と仕事運が弱く専業主婦は向かない。お友達的カップルになると良い。兄弟縁が薄く身内と疎遠。生家に住まず遠くに離れて生活。結婚後にトラブルを生じやすく女性にその傾向大。
「時支が空亡」…最終的な希望が達成できない。成功しても一時的。子ども縁が薄く、子どもは親元から離れて疎遠になる。
※自分の空亡と相手の月柱十二支又は日柱十二支が一致していると相手の運気を弱めてしまうので結婚はおすすめできません。
※三柱ともに空亡は、生き方によってはかえって幸運となることもあります。
●子丑天中殺=コツコツ型で初代運の星、親の跡を継がない。「北の要素が欠けている」親の保護を受けることは宿命から外れる事になる。また宿命を素直に受け取らない場合は運命の「ひずみ」が生じる。絶えず不満がくすぶるタイプ。
親に反抗的になりやすい。親元を離れて自立して、親と違う道へ進むと人生が開けるタイプ。「迷い」と「変人」ですが目下を見方につけパワーを借りると成功する、それが秘訣!
●寅卯天中殺=ダイナミック型で現実世界に強い。スケールが大きく度胸がいい。仕事に対する天性のセンスに恵まれ中年以降に財力を持つ。「大器晩成型」で運のいい親からしか生まれない。親の運を2倍〜3倍にも大きく発展させる。後継ぎ運の持主。「親孝行者」今必要なものは何かをすばやく観て取る人。しかし、おっちょこちょいで攻めは強いが守りに弱い。用心深さに欠けるので用心深くなること!「明るい性格」「失敗しても諦めない」頑張るタイプ。「東の要素が欠けている」母親や兄弟の縁が薄い。家庭を求め家庭を大切にする。外面は良い。来る者は、拒まず、去るものは追わずがモットー」動き回わるタイプ。
●辰巳天中殺=「心の世界や精神の世界」が欠ける。「はみ出し者」どことなく組織から浮く。親との縁が薄く親から離れた方が良い。「しぶとくしたたか」で必ず芽を出す。現実的で大衆の星。理想やイメージにはいっさい興味がない。
自分の気持ちを言葉で表現するのが苦手、行動そのものが言葉であり心を表わしている。「頑固で庶民の星であまのじゃくな人」型にはまった考えをしない。
●午未天中殺=「子供運や部下運」のエネルギーが欠ける。子供が出来ない事ではなく子供が離れてゆく。また、子供が自分の跡を継いでくれない。家系を締めくくる運で末大運あと処理型。長寿である。芸術的なセンスあり。少々の事では倒れない精神力とスタミナ有り。一家一族の纏め役になる。
寅卯の補佐役になると良い。分析型でデーターを集めるのが得意。転んでもタダでは起きないタイプ。「精神的に孤独な人で一匹狼タイプ」のんびり屋。
50才以降に自分だけの世界に入り易い。隣人とのコミニケーションを大切に。
●申酉天中殺=西の「家庭の安息や休息の場」が欠けている。大変働き者で落ち着きが無くよく動く。専業主婦に収まらない。一人二役三役をやる。初めは良いが最後が悪くミスをするタイプ。世渡りが上手く要領がいい。交友幅が広く人から引き立てられる。財力に恵まれる。
●戌亥天中殺=「家系の流れや精神面での支え」中央が欠けている。静かなムードを好む人で孤独。自分が生きていく上で応援や支えに恵まれない。自分一代で新しい世界を切り開いて行くタイプ。内面はとても複雑で他人には分かりづらい。風変わり、異端者できつい事言う。無から有を生み出す。考え過ぎ、心の世界の住人。その道の権威か怠け者になる。「慈愛」の心がある。
※四柱推命占いでは、あなたの空亡(天中殺)を知ることができます。是非一度お試しください!
[身旺と身弱]
・身旺の場合は、強い運勢を表し、体も頑健で意志が強行で発展性があります。比肩、劫財、印綬、偏印がそれぞれ一つある場合。帝王、建禄、が一つある場合。長生、冠帯が二つ以上ある場合などになります
・身弱の場合は、運勢が弱く、健康面にも恵まれない場合が多い、他から左右されやすい傾向があります偏官、正官、止(死)、暮(墓)、絶のうちの二つ以上がある場合などになります。
但し、一概に身旺や身弱でその人を決めつけることは鑑定を誤り易い。
[その他]
・年柱に天乙か大極のいずれかがある場合は、先祖から良い運勢をもらっていて社会運強い。
・月柱に天乙か大極のいずれかがある場合は、両親から良い運勢をもらっていて仕事運強い。
・日柱に天乙か大極のいずれかがある場合は、良い家庭を築き易い。
・時柱に天乙か大極のいずれかがある場合は、子宝運強く、やりたい事ができる。
・文昌と印綬が同柱の場合は、社会的に有名になる運がある。
・天厨と食神が同柱の場合は、飲食業で成功する運がある。
・羊刃が年柱にある場合は、親元から離れて独立独歩。劫財があれば長男でも後を継がない。
・羊刃が月柱にある場合は、家族との和を欠く。劫財があれば社会から孤立しやすい。
・羊刃が日柱にある場合は、プライドが高く思い通りやりたがり、思い通りにならないとイライラする。
・羊刃が年柱にある場合は、苦労多し。配偶者や子供との縁が薄くなり易い。
[恋愛・結婚運]
・四柱推命では、「財星」は妻を意味し、「官星」は夫を意味します。
・男性の場合は、「正財」と「偏財」が廻って来た時が結婚運の強い時です。
・女性の場合は、「正官」と「偏官」が廻って来た時が結婚運の強い時です。
・男性と女性の結婚運のタイミングがずれている時には、基本的に男性の結婚運の強い時に合わせる方が良いでしょう。但し、女性の結婚運があまりにも弱い時には避けた方が良い。
※四柱推命では、陰陽五行説から男は陽で女は陰を表し、双方が互いに補い合う関係とします。「財星」は妻を意味し、「官星」は夫を意味します。なぜ財星が妻なのかと言うと男性から観て財星は剋す関係だからです。つまり男性が女性を主管(守る)する結果の結婚と言う哲理なのです。従って、女性を主管(守る)することができない弱い男性は、精神面を強化する必要があります。つまり女性が男性から主管(守る)される結果の結婚と言う哲理なのです。従って、男性から主管(守る)される事を嫌う強い女性は,、精神面を弱く見せる必要があります。結果的には、男性の場合は正財と偏財がめぐってきた年が結婚運の強い年です。また、女性の場合は、正官と偏官がめぐってきた年が結婚運の強い年です。勿論、他の星のまわって来た時期でもチャンスはあります・・・。
[子宝運]
・受胎や出産しやすい年は、食神、正財、偏財、正官が流年に表れている年(運の強い子供が出来易い)
・命式に食神、傷官、正財、偏財がないと出来難い。
・傷官の年には、帝王切開になり易い。
・比肩の年に受胎した場合には、流産になり易い。
・命式に印綬が多いと出来難い。
・十二運が胎の女性は、男子生まれ難く女の子が産まれ易い。
・男性の場合は、正官と偏官の年(正官の年は男の子)(偏官の年は女の子)が出来易い。
・女性の場合は、食神と傷官の年(食神の年は男の子)(傷官の年は女の子)が出来易い。
※子宝運は、非常に難しく他のいろいろな影響や環境や努力などが大きく影響します。
[一年の起点]
東洋の占い・易学では、立春を一年の起点とし、節分までは前年の生まれ年として考えます。
※四柱推命の鑑定には、一つだけの星の働きだけではなく、全体的総合的な星の影響を見る事が大切です。
※尚、ここでの掲載内容は、四柱推命参考資料の一部であり全てではありません。あしからず。
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